ポーカー用語 / ベットのねらい・戦術
定石(セオリー)とは
- 読み
- じょうせき
- 英語
- standard play
- 別の呼び方
- セオリー
定石とは、多くの場面で基本とされ、プレイヤーのあいだで広く共有されている打ち方の型。ルールではないため、状況や相手に合わせて外すこともある。
どんな場面で使うか
もとは囲碁の言葉で、ポーカーでは「この場面では、まずこう打つ」という基本の型を指します。「セオリー」もほぼ同じ意味で使われます。理由を説明でき、多くのプレイヤーが基本として共有している打ち方なので、迷ったときの出発点になります。
初心者が最初に覚える定石は、席と手札に関するものが中心です。早い席では強い手に絞り、後ろの席ほど参加する手を広げる。前の全員が降りていたら、リンプではなくレイズで参加する。フロップ以降は、強い手ならベットして価値を取り、弱い手でコールを続けない。このあたりが入口です。
定石は、守らなければ反則になる決まりではありません。相手が降りすぎる、あるいはコールしすぎると分かれば、定石から外した方がよい場面もあります。外すときは、なぜ外すのかを自分の言葉で説明できることが前提です。
例:6人卓、SB 10・BB 20でBTNの番
例
UTGからCOまで全員がフォールドし、あなた(BTN)の手札は K♠9♠ です。
定石どおりなら、リンプ(20でコール)ではなく、50などへのオープンレイズを選びます。後ろに残るのはブラインドの2人だけで、フロップ以降は最後に行動できるためです。
同じ K♠9♠ でも、UTGで後ろに5人残っている場面なら話が変わります。このサイトの入門戦略の目安(早い席は10以上のペア、Aと絵札、Kと絵札など)では、降りる側に入る手です。
混同しやすい用語との違い
- ルール
- ルールは、アクションの順番やベットの最低額のように、守らないとゲームが成り立たない決まりです。定石は、外しても反則にはならない打ち方の目安です。
- エクスプロイト
- 相手の癖に合わせて、あえて定石から外して打つことを「エクスプロイト」と呼ぶことがあります。定石は相手を問わない基本、エクスプロイトは相手を見て変える応用です。
関連用語
- オープン(オープンレイズ)
プリフロップで、最初にレイズして参加すること。コールで参加する「リンプ」と対比される。
- リンプ
プリフロップで、レイズせずにビッグブラインドと同額をコールして参加すること。
- ポジション
ボタンから見た席の位置と、それで決まるアクションの順番。あとに行動できる席ほど、相手の動きを見てから決められる。
- ポットオッズ
コールに必要な額と、コールしたあとのポット全体の額の比。この割合が、コールが釣り合うために必要な勝率になる。
- バリューベット
自分の手が勝っていると考えて、より弱い手にコールしてもらうために打つベット。
- レンジ(ハンドレンジ)
ある場面で、そのプレイヤーが持っている可能性のある手札の範囲。相手の手を1つに決めつけず、幅で考えるための言葉。
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