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ポーカー用語集

テキサスホールデムの卓で実際に耳にする言葉を、69語まとめています。カテゴリか五十音から探して用語名を選ぶと、1語ずつ、具体例と混同しやすい用語との違いを確認できます。

略語・似た用語を、例で確かめる

CBとリードベット、3ベットと4ベット。名前だけでは迷いやすい言葉を、場面と違いから確認できます。

  • コンティニュエーションベット(CB)とは →

    プリフロップで最後にレイズした人が、次のフロップでも続けて打つベットのこと。CB、Cベットと略す。

  • リードベットとは →

    リードベットは、まだ誰もベットしていないラウンドで、先に行動する側が自分から打つベットです。前のラウンドでコールした側が相手より先に打つ場面は、ドンクベットとも呼びます。

  • フォーベット(4ベット)とは →

    3ベットに対して、もう一度レイズで返すこと。プリフロップでは、ブラインド・オープン・3ベットに続く4本目のベットにあたる。

  • カウンティングとは →

    出たカードを数えて、残りのカードを推測すること。テキサスホールデムでは毎ハンド配り直すため、ハンドをまたいで数える意味はなく、数える対象はアウツやポットの額になる。

  • ブタ(ノーペア)とは →

    ワンペアもできていない、役なしの手のこと。日本語での通称で、役の一覧では「ハイカード」や「ノーペア」と呼ぶ。

  • マックとは →

    手札を表にせずに捨てること。また、捨てられたカードを集めた山のこと。

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アクション

自分の番に選ぶ行動と、ベットやレイズの呼び名。

アクションaction
自分の番に選ぶ行動のこと。フォールド・チェック・コール・ベット・レイズの5種類があり、「アクションは誰?」のように行動する順番そのものを指すこともある。
ベットbet
そのベッティングラウンドで最初にチップを出すアクション。すでに誰かがベットしたあとに額を上げるのはレイズと呼ぶ。
レイズraise
直前のベット額を引き上げるアクション。宣言は「60にレイズ」のように、引き上げたあとの合計額で伝える。
コールcall
直前のベットやレイズと同じ額を出して、勝負を続けるアクション。
チェックcheck
誰もベットしていないときに、チップを出さずに次の人へ順番を回すアクション。
フォールド(ドロップ)fold
手札を捨てて、そのハンドの勝負から降りること。日本語のルール解説では「ドロップ」と呼ぶこともある。
オールインall-in
手持ちのチップをすべて出すアクション。出した額に見合う分のポットを争う権利が残り、チップが足りないことを理由に降ろされることはない。
オープン(オープンレイズ)open (open-raise)
プリフロップで、最初にレイズして参加すること。コールで参加する「リンプ」と対比される。
リンプlimp
プリフロップで、レイズせずにビッグブラインドと同額をコールして参加すること。
スリーベット(3ベット)3-bet (three-bet)
プリフロップで、最初のレイズ(オープン)に対してさらにレイズすること。ブラインドを1本目、オープンを2本目と数えて、3本目のベットにあたる。
フォーベット(4ベット)4-bet (four-bet)
3ベットに対して、もう一度レイズで返すこと。プリフロップでは、ブラインド・オープン・3ベットに続く4本目のベットにあたる。
コールドコールcold call
そのベッティングラウンドでまだチップを出していない人が、ほかの人のレイズに対してコールすること。
チェックレイズcheck-raise
いったんチェックし、後ろの人がベットしたあと、戻ってきた自分の番でレイズする動き。
コンティニュエーションベット(CB)continuation bet (c-bet)
プリフロップで最後にレイズした人が、次のフロップでも続けて打つベットのこと。CB、Cベットと略す。
ドンクベットdonk bet
同じハンドの前のベッティングラウンドで主導権を取った相手に対して、次のラウンドで先にベットする動き。
リードベットlead (lead bet)
リードベットは、まだ誰もベットしていないラウンドで、先に行動する側が自分から打つベットです。前のラウンドでコールした側が相手より先に打つ場面は、ドンクベットとも呼びます。

進行・強制ベット

1ハンドの流れと、カードが配られる前に出すチップ。

プリフロップpreflop
各プレイヤーに手札2枚が配られてから、フロップの3枚が開かれるまでの、最初のベッティングラウンド。
フロップflop
最初に開かれる3枚の共有カード。また、その3枚が開かれたあとのベッティングラウンド。
ターンturn
4枚目に開かれる共有カード。また、そのあとのベッティングラウンド。
リバーriver
5枚目(最後)に開かれる共有カード。また、そのあとの最後のベッティングラウンド。
ショーダウンshowdown
最後のベッティングラウンドが終わって2人以上が残ったときに、手札を公開して役の強さを比べること。
ブラインドblind
カードが配られる前に、決まった2つの席(SBとBB)が強制的に出すチップ。その席自体を指すこともある。
アンティante
ブラインドとは別に、カードが配られる前に出す強制のチップ。全員が出す形式と、BBの席の1人がまとめて出す形式(BBアンティ)がある。
ストラドルstraddle
カードが配られる前に、ビッグブラインドより大きい額(通常は2倍)を任意で出すこと。採用の有無やルールは、店舗によって異なる。
強制ベットforced bet
手札の強さに関係なく、ルールで必ず出すことになっているチップ。テキサスホールデムでは、ブラインドとアンティがこれにあたる。
チョップchop (split pot)
勝負が引き分けになり、ポットを分け合うこと。「スプリット」とも言う。

役・ドロー

役の呼び方と、完成を待っている手の形。

ナッツ(ナット)the nuts
そのボードで作ることができる最も強い役。「ナットフラッシュ」のように、その種類の役の中で最強という意味でも使う。
ドロー(ドローハンド)draw (drawing hand)
まだ役は完成していないが、あと1〜2枚で強い役になる可能性がある状態。その手を「ドローハンド」と呼ぶ。
ガットショットgutshot (inside straight draw)
ストレートに必要な5つの数字のうち、間の1つだけが欠けているドロー。完成させるカード(アウツ)は4枚。「インサイドストレートドロー」とも言う。
OESD(オープンエンドストレートドロー)open-ended straight draw
手札と場札で数字が4枚連続し、両端のどちらの数字が来てもストレートが完成するドローのこと。アウツは8枚。
バックドア(ランナーランナー)backdoor (runner-runner)
フロップの時点で、ターンとリバーの2枚が続けて必要なカードだったときにだけ完成するドロー。2枚続けて引くことを「ランナーランナー」と言う。
ポケットペアpocket pair
配られた手札2枚が同じ数字であること。最初からワンペアが完成している。
オーバーペアoverpair
ポケットペアで、ボードのどのカードよりも高いペア。
セットset
ポケットペアと、ボードの同じ数字1枚で作るスリーカード。
トリップスtrips
ボードにある同じ数字2枚と、手札の1枚で作るスリーカード。
キッカーkicker
最良の5枚の中で、ペアなどを構成しない比較用のカード。同じペアなどの場合に高い順で比べ、5枚が同値なら引き分け。6枚目・7枚目は比較しない。
エースアップaces up
Aのペアを含むツーペアのこと。2組のペアのうち、高い方がAである手を指す。
ブタ(ノーペア)high card (no pair)
ワンペアもできていない、役なしの手のこと。日本語での通称で、役の一覧では「ハイカード」や「ノーペア」と呼ぶ。

ポジション

席の位置と、アクションの順番。

ポジションposition
ボタンから見た席の位置と、それで決まるアクションの順番。あとに行動できる席ほど、相手の動きを見てから決められる。
UTG(アンダー・ザ・ガン)under the gun
3人以上の卓で、BBの左隣にあり、プリフロップで最初に行動する席のこと。アンダー・ザ・ガンの略。
CO(カットオフ)cutoff
カットオフ。ボタン(BTN)の右隣の席で、ボタンの次に遅く行動できる。
BTN(ボタン)button (dealer button)
ディーラーの位置を示す目印(ディーラーボタン)と、その席のこと。フロップ以降は、最後に行動できる。
SB(スモールブラインド)small blind
スモールブラインド。小さい方の強制ベットを出す席。3人以上ではBTNの左隣、1対1ではBTNが兼ねる。
BB(ビッグブラインド)big blind
ビッグブラインド。SBの左隣で、大きい方の強制ベットを出す席。その額は、ベットを数える基準の単位にもなる。
インポジション(IP)とアウトオブポジション(OOP)in position / out of position
そのハンドの相手よりあとに行動できる立場のこと(IP)。反対に、先に行動しなければならない立場をアウトオブポジション(OOP)と言う。
ヘッズアップheads-up
2人だけで勝負すること。1対1のゲーム形式と、多人数の卓で1つのハンドに2人だけが残った状態の、両方を指す。

数え方・確率

アウツ、ポット、勝率を数字で考えるための言葉。

アウツouts
自分の手を完成させるカードのうち、まだ見えていないものの枚数。フラッシュドローなら9枚、オープンエンドのストレートドローなら8枚。
エクイティequity
いまの状況から最後までカードを開いたときに、自分の手が勝つ確率(引き分けは、分け合う分だけ数える)。%で表す。
ポットオッズpot odds
コールに必要な額と、コールしたあとのポット全体の額の比。この割合が、コールが釣り合うために必要な勝率になる。
インプライドオッズimplied odds
ドローが完成したあとに、相手から追加で得られそうなチップまで見込んで考える、ポットオッズの拡張。
SPR(スタック・ポット・レシオ)stack-to-pot ratio
フロップ時点のスタック ÷ ポット。SPRが小さいほどオールインが近く、大きいほど、あとのラウンドで動ける余地がある。
ポットサイズpot size
いまポットに入っているチップの合計額。「ポットの半分」「ポットと同額」のように、ベット額を表すときの基準になる。
カウンティングcounting (card counting)
出たカードを数えて、残りのカードを推測すること。テキサスホールデムでは毎ハンド配り直すため、ハンドをまたいで数える意味はなく、数える対象はアウツやポットの額になる。
スタッツstats (statistics)
プレイヤーの打ち方の傾向を、多くのハンドの記録から集計した数字のこと。VPIP(参加率)や PFR(プリフロップのレイズ率)が代表的。

ベットのねらい・戦術

ベットやコールの目的を説明する言葉。

定石(セオリー)standard play
多くの場面で基本とされ、プレイヤーのあいだで広く共有されている打ち方の型。ルールではないため、状況や相手に合わせて外すこともある。
バリューベットvalue bet
自分の手が勝っていると考えて、より弱い手にコールしてもらうために打つベット。
ブラフbluff
弱い手で、強い手があるように見せて相手を降ろすために打つベットやレイズ。
セミブラフsemi-bluff
今は弱いが、次のカードで強い役になる可能性があるドローの手で打つベットやレイズ。
レンジ(ハンドレンジ)range (hand range)
ある場面で、そのプレイヤーが持っている可能性のある手札の範囲。相手の手を1つに決めつけず、幅で考えるための言葉。
フロートfloat
強い役がないまま相手のベットにあえてコールし、あとのラウンドでベットしてポットを取りにいく戦術。
スロープレイslow play
強い役ができているのに、あえてチェックやコールにとどめて弱く見せるプレイ。
スチール(ブラインドスチール)steal (blind steal)
プリフロップで、ブラインドの人たちを降ろして、ブラインド(とアンティ)を取ることをねらったレイズ。
ポットコントロールpot control
そこそこの強さの手で、ベットやレイズを控えて、ポットを大きくしすぎないようにする打ち方。
シックコールsick call (hero call)
相手のベットをブラフと読み、ふつうなら降りるような弱い手であえてコールすること。「ヒーローコール」とほぼ同じ意味で使われる。
コミット(ポットコミット)pot committed
スタックの多くをすでにポットに入れていて、残りを入れて勝負するのが妥当になった状態。「ポットコミット」の略。
ボードテクスチャboard texture
ボード(共有カード)の数字やスートの並び方の性質。役やドローができにくい「ドライ」と、ドローが多い「ウェット」に大きく分けられる。

マナー

卓での所作と、避けたい行為。

アングルシューティングangle shooting
ルール違反とは言い切れない紛らわしい動作や発言で相手を誤解させ、有利を得ようとする行為。マナー違反とされる。
ストリングベットstring bet
宣言なしに、チップを2回以上に分けて前に出すこと。最初に出した分だけが有効とされることが多い。
マックmuck
手札を表にせずに捨てること。また、捨てられたカードを集めた山のこと。

五十音から探す

略称や別の呼び方(例:ドロップ、CB)からも引けます。「→」のあとは、説明のある用語名です。

あ行

か行

さ行

た行

な行

は行

ま行

ら行

英字・数字

ここに無い用語で気になるものがあれば、お問い合わせ から知らせてください。随時追加します。

ドンクベット・キッカーの定義は、2026-10-02にPokerStars公式の用語解説とルール解説で確認しました。どちらも日本からは地域制限で開けないため、現在は下記の資料を出典にしています。そのほかの用語は、広く使われている意味を編集部がまとめたものです。2026-10-05に、ルールに関わる記述を Poker TDA のトーナメントルール(2026年版) と、用語の意味を 英語版Wikipediaのポーカー用語集 と、キッカーの定義と比べ方を日本語版Wikipediaの 「テキサス・ホールデム」・「ポーカー・ハンドの一覧」 などと照合しました。資料によって意味や使い方が分かれる語もあります。店舗でのルールや呼び方は、各店舗の案内を確認してください。

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